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【 VOL.23】 臆病者の第六感  
     
 
 

虫の知らせ
 
臆病者の第六感

6月中旬から始まったいきなりの酷暑に、このまま7月、8月と本物の夏が来たら、いったいどうなってしまうのかと心配していたら、7月中旬の台風一過の後は再び梅雨に戻ったかの様になって太陽はまともに顔を出さなくなってしまった。

本当に地球は人間に壊され始めてるのだろうか?
それとも地球が人間を壊そうとし始めたのだろうか?

まだ昼を過ぎたばかりというのに、いきなり辺りが暗くなり始めた。
遠くから近づいてくる雷。
ボタッポタッと音を立てて降りだした大粒の雨。
不気味にうなりをあげる風。 その風が巻き上げてよこす命の臭い。
雷の姿が見えているかのように、挑むように吠え続ける隣家の小犬。
雨のあい間を狙って、ことさら騒ぎ立てる鳥達の大合唱。

太古の人が恐れ尊敬していた自然と何も変わってないだろう色、音、臭にズッポリと浸かっていると、このところの大天災に徹底的に打ちのめされてる現代人が古代人より利口になってるとはとても思えなくなる。

こういう時こそ人間が本来持っていた第六感をよみがえらせ、自然からのサインを注意して読み取るべきだと周囲をそろりと伺ってみる。

そういえば毎年、コブシの木に大発生して夜になるとワシワシと葉を食べる音を響かすほどの蛾の幼虫が、ありがたい事ではあるが今年は特に薬も撒かないのに見当たらない。
いつもなら2階の軒下に巣を作る事の多いアシナガバチが、今年は1階の裏の潜り戸の、私の身長より低い所に巣を作った。

蜂が高い所に巣を作った年は、台風が多く雨の多い秋になるという。
では、今年をどう考えればいいのだろう?
竜巻か、それとも富士山から火の塊でも降ってくるのだろうか?

秘密を打ち明けるようにこの発見と疑問を口にした私に、友は一言。
 「それって、雨が少ないって事じゃぁないの?」


臆病者の直感は、一本道でも迷子を作る、、、、。  反省。

2011.8.15
追分 めぐみ
 
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